最強寒波により能登の各地域で約7,000世帯が漏水により断水が続いているそうです。

能登の各地域で29日、水道管の凍結、破裂による断水被害が拡大しました。

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石川県と各市町の状況によると 29日午後10時現在、9市町の約1万1千世帯で断水するなど、水が出づらいの状況となり、各市町は給水車を出動させるなどの対応に追われています。

27日までの寒波で能登は気温が低下がとりわけ厳しかっただけに限らず、空き家が多いことにより水道管の破裂に気がつかないままに漏水が継続し、配水池の供給が追いつかなくなったことで被害が拡大したと想定されます。

断水被害が起きた富来地域には309軒の空き家があり、10軒に1軒は無人となっているそうです。町は蛇口から少量の水を出しっぱなしにして水道管の凍結や破裂を防ぐよう呼び掛けていたが、空き家は対策が取られていなかったのですね。

被害調査が終わっていない地域もあり、断水した世帯数はさらに拡大する可能性が考えられます。水道業者が補修を行なっているようですが、水道管が雪に埋もれて漏水箇所がわからないトラブルもあり、修復の見込は立っていません。

石川県危機対策課や各市町によると、午後7時現時点で水の出にくい状況は以下のとおり。

No. 水が出にくい地域 世帯数
1 輪島市志賀町 約3,000
2 能登町 約2,000
3 中能登町 約1,500
4 穴水町 約300
5 羽咋市 約120
6 宝達志水町 約100
7 珠洲市 約90


七尾市では、凍結防止のために水を出しっぱなしにするせいで、配水池の水かさが減少し、午後10時から灘浦地区の1100世帯に水が供給できなくなった。

水道管の凍結、破裂により、輪島市では鵠巣、三井、南志見の3小学校が休校となった。保育所では南志見、鵠巣が休所した。市民生活の水道水を優先するため温水プールなどは当面、休業するそうです。

 

一日も早い復旧をお祈り申し上げます。



「水道管が雪に埋もれて漏水箇所がわからないトラブル」もあるそうですが
「漏水探知機」を使っていただくと復旧の速度も上がるのではないでしょうか。
漏水探知器とは「漏水音」より漏水の場所を探す探知器です。

漏水探知器を利用する事例としましては

  • 水道管が埋設されている路面上の漏水
  • アスファルト舗装の漏水や宅内の水道使用量の急激な増加
  • トイレや給湯管など漏水
  • 宅地内のバルブ・カラン・水栓・止水栓・露出した管などの漏水
  • 埋設されている水道管の、制水弁・空気弁・消火栓・止水栓・水道メータなどの漏水
  • 受水槽・給水ポンプ・給水管・給水器具などの漏水


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